本日はセットプレー コーナーキックの守備をお伝えいたします。

基本的な守る形
Yの字で守るY字型。

前2枚後ろ2枚で守るボックス型があります。

ボールサイドの2枚
まずはボールサイドの2枚から説明いたします。
ボールサイドのDF AとDF B

ボールを全部止められればいいですが、基本的にこっちサイドの場合は自分の右足でカットする事を念頭に置いてください。

頑張って左足に来たボールもカット出来なくはありませんが、
変に左足に当たってコースが変わってしまうと厄介になります。

上記のリスクもあるので、自分の右側に来るボールに対して集中してください。
※自分の左側は後ろの味方に任せる。

ボールサイドの後ろの選手

ボールサイドの後ろの選手DF CはDF AとDF Bの間のボールをケアしてください。

※こちらも上記の説明と一緒で、こっちサイドは出来るだけ右足でのカットを念頭に置いてください。
最後の選手

最後の選手はボレー等のボールの処理になります。

ゾーンとマンツーどっちがいい?
ゾーンとマンツーはそれぞれに崩し方があるので、一概にどちらが良いとかは言えません。
下記に個人的な考えと守り方をお伝えしますので、参考になれば幸いです。
シュートエリアって?
セットプレーは相手の誰がどこで打ってくるなんて、スカウティングしていないと、わかりません。

しかし、シュートエリア(相手がシュートを撃ちたい場所)を考えると、相手のシュートエリアは大まかに「ニア」「中央」「ファー」の三か所になります。

この「ニア」「中央」「ファー」をそれぞれにケアをすれば大体の事はOKです。
具体的には?
それぞれのシュートエリアにDFを置いてみましょう。
「ニア」のゾーンにはDF AとDF B
「中央」のゾーンにはDF C
「ファー」のゾーンにはDF D

それぞれに配置されたDFはそれぞれのゾーンを守ってください。
大まかな守り方は上記の「Y字」と一緒になりますが、ここでDF Bはボールからの5mラインをうまく使って駆け引きをしてください。
「ニア」のエリアにパスを出されても、カットもしくはシュートストップ出来る+「中央」のエリアのコースをカットもしくは限定する。

DF CはDF Bが限定してくれたコースをケア

「ニア」「中央」のコースを消すと、相手の選択肢は「ファー」しかありませんので、「ファー」はDF Dがケア

仮に相手が動いても来ても、上記の様にシュートエリアを守っていれば大丈夫です。

なるほど!ゾーンが良いんですね!
しかし、ゾーンはゾーンで弱点はあります。
ゾーンとマンツーを切り離して考えるのはやめましょう。
相手のシュートエリアが解ったら
DF Bが駆け引きをし、相手のシュートポイントを絞り、シュートするエリアが解ったらマンツーマンに切り替えます。
例えば「ニア」のシュートポイントに相手が3枚入ってきた場合。
OF Bがシュートで近づいてきたら、DF BはOFBにプレスもしくは、DF Aとの門を閉める

この時点でDF BはOF Bのシュートを防げるプラスOF Cの「中央」のシュートポイントを消しています。
ここで、OF Cが「ニア」に入ってきた場合。
DF Bが「中央」のコースを切ってくれてので、DF CはOF Cについてく。

残りはファーは浮かしパスで「中央」か「ファー」になるので絞れたコースをDF Dが対応。
以上の様な守り方もあるので試してみてください。