本日は前回の続きの相手に前からプレスをかけられて苦手意識をもっている方に前プレを克服する第2弾をお話しさせていただきます。
前回の意識を変えるのは解りました。
では、「形」はどうしたらいいでしょうか?

これ結構、解っているようで疎かにしてしまっている方も多いと思います。
フットサルはその「形」や「ポジショニング」や「動き」には必ず意味があります。
まずはその「形」の意味を理解しましょう。
では、分かりやすく3‐1システムの「形」の説明です。
後で3枚を作れないとどうなる?
まず、以前のファー詰めを起こすコツ②でお話させていただいた、
「最初から使いたいスペースに入らない」を思い出してみましょう。
よくあるのが怖がり過ぎて、中途半端に上がっているから・・・
後ろでもスペースでも、もらえないパターンの方が多いです。

自分がDFになって考えてみましょう。
これって、自分の背後のスペースも狭くなっている+ディフェンスとオフェンスが近いので守りやすく、
またオフェンスも視野を前に向けられず、縦への選択肢はないので、
自分のマークにボールが渡った瞬間に前に詰めるだけなので、凄く楽です。

後で3枚を作る意味
「後ろで3枚作れ!」の意味はDFがプレスに来ていた場合に
背後も取りやすく、ピヴォ当てもしやすくなるからです。

「背後がとれない」「ピヴォ当て出来ない」場合は、DFが絞っている時なので、
「2人組」「3人組」の関係を構築し、DFラインを突破しやすくなります。

上記の理由があるので、まずは、しっかり3-1の形をそれぞれが作るように意識しましょう。
※4‐0の方法もあるので、チームの戦術によって変えてください。

「考え方」と「形の意味」を分かった所で次回はポジショニングにお伝えいたします。