今回はフットサル戦術の王道である8(エイト)のシュート練習 第1弾です。
フットサルでよく耳にする8(エイト)、8の字で動いてゴールを目指す戦術です。

しかし、8の字で動くとしか載っていない本がとても多く、いざ8(エイト)をしようとしても出来ないチームの為に練習方法を説明していきます。
練習方法
3か所に配置し、中央からスタート
※3人いる場合は左右交互に行ってください。
※2人で行う事も可能。

ブロックからシュート
OF Aはパスを出しOF BのDFがいる事を仮想してブロック
OF Bは中にドリブルしてシュート

※出来る人はパスを出して抜ける際に、逆に抜けてみましょう。

ブロック&コンテニュー
OF Aはパスを出しOF BのDFがいる事を仮想してブロック
OF Bは中にドリブルしてOF Aにパス
OF Aがシュート

ブロック&コンテニューに慣れてきたらピヴォを置いてみましょう。

ピヴォ当て
OF Aはパスを出しOF BのDFがいる事を仮想してブロック
OF Bは中にドリブルしてピヴォ当て

ピヴォに収まったら


これが大まかな8(エイト)のベースになりますので、練習で試してみてください。
意識する事
前線を必ず見ておきましょう!
「前線ってどこ?ピヴォ?」←間違いではありませんが、
前線とはゴールを見てください。

ゴールを見る事によりGKが前に出ていたらシュートを狙えます。
※常にゴールを狙えるようにゴールにピントを合わせましょう。
さらに関節視野で自分からゴールの間の空間が見え、前線の状況を把握する事が出来る。

※試しにピッチに立ち、ゴールにピントを合わせて見てください。
OF Aは自分から直接ピヴ当てが出来る様にピヴォを意識してください。

OF Aからのピヴォ当が出来ない時は、DFが絞っている時です。

DFが絞っているからこそ、横の味方(OF BとC)がフリーでボールをもらえる。

パスを出して抜ける人は「ゆっくりランニング」と「逆抜け」を意識しましょう。
ゆっくりランニングで抜ける事により、周りの状況(自分のマーク、ボールホルダーのマーク等)を把握しやすく、今後お伝えする多くの選択肢を拾いやすくなる。

※またOF Aがゆっくり抜ける事と逆抜けで、DFとDFの間の門を広げ、ふさぐ速度がゆっくりになれば、下の図の様にOF Cが1本のパスでピヴォ当てする可能性が出てくる。

ボールホルダーも前線を見ておきましょう。
上記でもお話しましたが、常にゴールを意識しておきましょう。
ゴールを見る事によりGKが前に出ていたらシュートを狙えます。
※常にゴールを狙えるようにゴールにピントを合わせましょう。
さらに関節視野で自分からゴールの間の空間が見え、前線の状況を把握する事でダイレクトでピヴォ当出来る可能性が高まる。

基本にして最強の8(エイト)のシュート練習
フットサル戦術【8 エイト】基本にして最強のエイトのシュート練習 その2