本日はクワトロの練習方法その5で、対人系のメニューをお知らせします。

ルール
コートを横半分に割る。
①半分に割ったコートにそれぞれにディフェンス2人を配置

②オフェンス4人はコートを自由に動ける
③ディフェンスはそれぞれ決められたコートから出られない。

④ボールが出たら全てGKからスタート。※コーナーキック無し
⑤GKのスロー、キックはハーフエラインを越えてはならない。
⑥カウンター無し※ボールを奪ったらGKに1回バックパスしましょう。
慣れてきたら15秒以内にフィニッシュ等のルールーも付け加えてみてください。
意識する事
常にハーフコートで4対2のオフェンス優位の練習となっているので、オフェンスはディフェンスラインの間に入る事(エントラ)を意識してください。

ディフェンスとディフェンスの間でボールを受ける事が出来ればハーフエラインを越える時点で3対2の数的優位が生まれる。

ハーフエラインを越えて遅行を選択しても4対2の数的優位が生まれる。

【エントラでボールが貰えない時】
エントラでボールが貰えない時はどんな現象が発生しているでしょうか?
この現象はDFが絞っている事を表しています。

ディフェンスが絞っていたら、外を使って外からディフェンスの間に入れましょう。

まとめ
クワトロは今までの説明の通り「中から」でも「外から」でも崩しやすく、また攻撃が成立しなかった場合でもやり直しが効きやすいです。
前回、今回と紹介している対人系のメニューですが、DFがどこのコースを切ろうが必ずパスコースはあります。
ゴールを目指しながら、しっかり周りを見て選択肢を多く拾い、一番良いプレーを選択出来る様に意識してください。
また、クワトロを練習するとボールを回す事だけに意識がもっていかれ怖さを失う人や本来の目的を忘れてしまうチームがあります。
「怖さ」と「本来の目的」と何でしょう?

【怖さ】
ドリブル、シュート、勝負のパスや自分や味方が相手よりも「勝っている」もしくは「優位なプレー」

【本来の目的】
ゴール!

正直、ボール回しはボールの回し方を覚え止めて蹴るが出来れば誰でも出来ます。
フットサルはそんな退屈なスポーツではありません。
相手にとって自分の怖さって何だろう?
自分の得意なプレーって何だろう?
味方が得意なプレーを引き出すには?
ここを忘れずに素敵なフットサルをしてください。
まだ繋がっていない人は毎回登場するキーワード「エントラからの1,2,3」の動きを理解出来ていません。
ここから色々な戦術に発展していきますので、しっかりオフェンス①「 3ステップで上手くなる。全ての動きの基礎」から順番に読んで行けば自然にクワトロになります。

クワトロの練習方法
フットサル戦術【クワトロ】多彩な攻撃が魅力 クワトロのシュート 練習 その1
フットサル戦術【クワトロ】多彩な攻撃が魅力 クワトロのシュート 練習 その2
フットサル戦術【クワトロ】多彩な攻撃が魅力 クワトロの練習 その3
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