本日は初心者のチーム、またフットサルを経験しているがなかなか勝てないチームが試合に勝つ確率を上げる方法 第4弾をお伝えいたします。
今回の要因は「走れる」を手に入れましょう!

ただ、これを読んで実行している皆さんは既に走れてます。
もしくは走れるようになります。

守備の時は「ボールラインより下がる」

攻撃の時は「ボールラインを越える」

これを行っていれば間違いなく走れる様になります。
また今まで説明した項目は戦う上でのスタンダードであり、
個人・チームのベースになる部分なので、
忘れずに徹底しましょう。

しかし、強いチームは漏れなくもっと走れます。
上記の守備の時は「ボールラインより下がる」攻撃の時は「ボールラインを越える」
この回数を増やす事により、勝率がかなり変わります。
と言う事はもっと走れるようになれば、必然的に勝つ可能性は高くなります。

もっと強くなるには?
フィジカルトレーニングもしっかり行いましょう。
ボールを使ったフィジカルトレーニングは下記を参考にしてください。
またボールを使わない、いわゆる「素走り」も行いましょう。
素走りは意味が無い、古いと言う説がありますが、素走りには素走りの効力があります。
素走りの効果
ボールを使った対人関係でフィジカルを上げる事は間違いではありません。
しかし、相手との駆け引きやボールのコントロール等があると、100%の力でスプリントをする回数は少ないです。
※MAXスピードの70%~80%の使用回数が多い。

100%の力でスプリントをする回数が減ると言う事は、自分の100%の力は落ちていきます。

素走りは相手との駆け引き、ボールコントロールを考えずに100%の力で走れるので、
自分のMAXスピードを上げてくれるのが素走りの良さです。

ランニングよりシャトルランをやろう
よく走れないからランニングだけは行っている方がいますが、
ランニングは長距離は走れるようになりますが、筋力は落ちます。
長距離ランナーはみな体つきが細いですよね。
長く早く走るのに大きい筋力はいらない為、細くなります。
逆に短距離選手はみな体つきが大きいですよね。
瞬発力は大きい筋力が必要なので、大きくなります。
細くなると言う事は、大きい筋力が退化し、自分の瞬発力におけるMAXスピードは下がります。

また、ランニングはしているのに、めちゃくちぇ疲れる。
これは使う心臓の機能が違うので、疲れるのは当たり前です。
ランニングもランニングで必要ですが、それで走った気になっていけません。
1時間ランニングをするなら、30分間シャトルランしましょう。
時間もランニングの半分で済みます。
例えば自分のMAXスピードで100mを何本か走ったり、
体育館で100mがとる事が難しいなら、横20m~30mあれば十分なので、
20m~30mの1往復ダッシュや2往復ダッシュを行うだけでオッケーです。
メニュー
例えば20mの1往復ダッシュをメニューにするのであれば、
往復でかかる時間を最低6秒と考えると。
これを1本走ったら10秒レスト(休憩)を連続5本行います。
1往復ダッシュ6秒+レスト10秒=16秒
16秒を5本行うので、1セット1分20秒で終わります。
1セット終わったら完全レストを2分おきましょう。
これを3セット~5セット行うだけで大丈夫です。
3セットなら、480秒のたった8分で終わります。
5セットなら880秒14分40秒で終わります。
アップとダウンを含めれば30分で終わります。
上記は走っているより、レストの時間の方が長いので、熟すだけなら楽なメニューです。
重要なのは自分のMAXスピードで行う事です。
※上記のメニューは楽なメニューですので、チームのコンセプトによってメニューを変更しましょう。
例えば3分間でセット交換をするチームであれば、自分のフルパワーを3分継続できる身体にしなければなりません。
また試合は3分だけではないので、3分間を何本も耐えられる身体にする為のメニューを組みましょう。
これで「走れる」を手に入れました。

今までお伝えした、
「切り替えが速い」
「雰囲気が良い」
「プラスの声」
「守れる」
「攻めれる」
「走れる」が勝つ為に必要な最低条件であり、個人・チームのベースになります。
まずはこのベースを構築し、上記の事を考えずとも当たり前に行えるように頑張りましょう。

次はいよいよ知識を手に入れましょう。