【フットサル】試合に勝ちたい!⑦「なかなか勝てない・・・試合に勝つには?」

今回は初心者のチーム、またフットサルを経験しているがなかなか勝てないチームが試合に勝つ確率を上げる方法 第7弾をお伝えいたします。

今回の要因は「上手い」を手に入れよう前編です。

最初に

皆さんが思う「上手い」って何だろう?

知識的(知っている)や技術的(ドリブルが得意)に上手い方は大勢いますが、
知識がある、ドリブルが出来る=上手さではありません。
むしろそれが邪魔をして下手な部類にもなってしまいます。

例えば、知識がある風でも、
「使い方を間違う」=知ったかぶり=知識が無いのと一緒です。

ドリブルが出来ても、
「対人が強い対手だと通用しない」=ボールロストが多く=ドリブルが出来ないのと一緒です。

これは通称「雑魚キラー」と呼ばれています。
そのレベルでは通用するが、上のレベルでは通用しない=上手いではありません。

上手さの違い

「上手い」にも試合で輝ける「上手さ」と、試合で輝けない「上手さ」があります。
例えば、
♦️個人参加フットサルでは「上手い」が試合で輝けないタイプ。
♦️技術は無くても試合では輝ける「上手い」タイプがいます。

これって何の違いがあるのだろう?

技術が無くても試合で輝けるタイプは、
今までお伝えした「切り替えが速い」「雰囲気が良い」「プラスの声」「守れる」「攻めれる」「走れる」の項目をしっかり出来ておりチーム、個人としての戦う上での最低限のスタンダード、ベースが出来ています。

逆に試合で輝けないタイプは、この戦う上でのベースが出来ていません。

ここまで読んでいただいて実行していただけている皆さんは、
ある程度戦う上でのベースが出来ている、もしくは作ろうとしているので、
安心してください。

しかし、上記を徹底している同士が戦ったら?

フットサルを知っているチームの方が勝つ確率は高いですよね。
その為に「守備の根底の知識」「攻撃の根底の知識」があります。

これが試合で「勝つ為の最低限のベース」になる部分です。

では、何故いつもお話しているベースが大切なのか?

上手い選手の条件

第1:結果を出せる可能性が高い。
結果とは?チームとしての結果(勝つ)です。
では、何故「上手い選手」は結果を出せる可能性が高いのか?

これはフットサルの競技の特性を「知っている」もしくは「疑わずに実行している」からです。

例えばフットサルのディフェンスで守る可能性を上げるプレーは、
「全員で守る事」ですよね。

全員で守るには?

「切り替えを速く」して「ボールラインまで戻る」ですよね。

では、得点を奪うには?
フットサルで得点を奪える可能性が高い項目は何だろう?
「カウンター」「ファー詰め」ですね。

「切り替えを速く」して「ボールラインを追い越し」「カウンター」を行う、
しっかり「ファー詰め」を当たり前に行える選手は、
必然的に結果を出す可能性が高くなるからこそベースが大切なのです。

上記が今までお伝えしている事です。

第2:調子の浮き沈みが少ない。
今回お伝えしたいのが、この第2項目の上手い選手は「浮き沈みが少ない」です。
この浮き沈みが少ないのは何故だろう?

試合中はいろいろな負の要因が転がっています。

例えば「コンディションが悪い」「相手が強い」「迷い」等、
思ったプレーが出来ない条件は多々あります。

ここで負の要因に飲まれてしまいプレーの質を下げてしまう事で、
チームにマイナスをもたらす選手が、結果が出せない選手の特徴です。

しかし、いつもお話している項目を実行してさえいれば、
どんな負の要因があったとしても
「最低限の戦うベース」「勝つ為のベース」まで辿り着くことが出来ます。

これが浮き沈みが少なく、計算できる選手=選ばれる選手の特徴です。

例えば、普段はドリブルが出来る選手でも、
相手が強くなったらドリブルが出来なくなる事があると思います。

これがいわゆる「雑魚キラー」です。
これはこれで悪い事ではありません。

相手が強くなってもプレーを変えられない選手は、
以前にお伝えした「現状を受け入れる心」が無くフットサルの当たり前(ベース)を構築する事が出来ません。と言うか最初からベースが無いと言った方が早いでしょう。

簡単に言うとプレーを変えられない選手です。

しっかり「ベースがある選手」は相手よりも対人で劣っていた場合。

「やりたいプレー」より「やるべきプレー」を選択し、
チームをプラスにもって行けます。

簡単に言うとプレーを変えられる選手です。

それに必要なのが、「受け入れる心」と「守備の根底の知識」「攻撃の根底の知識」で、それが「試合で勝つ為の最低限のベース」になる部分です。

対人で劣っているのならば、
勝負(やりたいプレー)を選択しないで
ランニング(エントラからの1,2,3)で抜け、
ファー詰めをする(やるべきプレー)を選択出来、
自分とチームをプラスに持っていけます。

まだちょっと解らないって方は、
上記以外で「試合中に迷ってしまう時」「うまくいっていない時」どうすれ良いでしょう?

これもベースがあれば試合中に足りない項目に気づき、
試合中に直ぐ修正出来ます。

例えば全員で守っているのにプレスがハマらない。

ここでベースがあれば足りない項目に気づき試合中に改善する事が出来ます。

これが上手い選手が浮き沈みが少なく、
どんな状況下でも勝つ為の最低限のプレーが出来る仕組みです。

また上記を考えずともオートで出来る様になればプレーに余裕が出来、
自分の長所を組み込む事で、今の自分器を大きくします。

是非、今までお伝えした大切なベースを構築して上手くなってください。

フットサルで大切な「二人組の関係」