【フットサル戦術】ウンドイス(ワンツー)フットサルで大切な二人組の関係の基礎
今回はフットサルにおいて大切な二人組の関係の基本「ウンドイス※ワンツー」について説明します。
前回の個人戦術であるエントラリーニャにも繋がっている動きですので、
フットサル初心者で動き方がわからない方や、戦術を深く知りたい方は、
この「ウンドイス」を必ず意識してください。
【フットサル戦術】ウンドイス(ワンツー)とは?
サッカーをしていた方なら難しく考えなくても大丈夫です。
ウンドイス=ワンツーです。
また、サッカーをした事がない方でもウンドイスは簡単にDFの1stラインを突破するのに効果的なフットサルの戦術ですので、是非試してみてください。
動き方
ボールをサイドの味方に出し、縦方向や横方向に抜け、味方にパスをします。
効果
ウンドイスをする事でDFの守備ラインを突破しやすくなります。
抜け方
【縦抜け】
パスを出したら全方に3m程度進んでストップし「ウンドイス」。
※相手がマンツーマンの時に有効
【横抜け】
パスを出し、OF Cの平行に寄り「ウンドイス」。
※相手がゾーンディフェンスの時に有効
【逆抜け】
パスを出した方向と逆に3m程度進み、そこから方向転換し「ウンドイス」。
注意点
【抜けるスピード】
「縦抜け」「横抜け」「逆抜け」でパスを出した後は、
ゆっくりランニングしてください。
最初からスピードを上げると、
♦︎「周りの状況を確認しにくい」
♦︎「キャンセル出来ない」
♦︎「コースを読まれるやすくなる」と自分のプレーを難しくしてしまいます。
鬼ごっこと一緒でゆっくりのペースから急にスピードを上げると、
鬼との距離のギャップが生まれボールを貰いやすくなります。
ウンドイスのコツ
【ウンドイスで縦に抜ける時の基本はパスを出した方向と逆の相手の背後を狙う】
※相手がゾーンDFの場合は例外
♦︎右にパスを出したら、相手の左側から抜ける。
♦︎左にパスを出したら、相手の右側から抜ける。
【目指すべき角度】
よくあるのが「高い位置でウンドイスしなくちゃ!」と思う気持ちが先行し、
ボールホルダーと鋭角になってします。
鋭角になりすぎると...
・ボールホルダーはパスを出しずらい。
・ウンドイスしても自分のマークが、ケアしやすくなる。
ここでは味方と平行ぐらいを意識してサポートに入ってみましょう。
初心者の方でもボールを受けやすく効果的な動きになっておりますので、是非「ウンドイス」試してみてください。