【フットサル】試合に勝ちたい!⑧「なかなか勝てない・・・試合に勝つには?」

今回は初心者のチーム、またフットサルを経験しているがなかなか勝てないチームが試合に勝つ確率を上げる方法 第8弾をお伝えいたします。

今回の要因は「上手い」を手に入れよう後編です。

おさらい

戦う為の最低限のベースは短期~中期的に習得する事が出来ますので、
フットサルを始めたばかりの方、少し経験しているけどなかなか勝てないチームは、まずはこの「最低限の戦えるベース」を築きましょう。

前回までの上手い選手は「勝つ為のベース」がしっかりしており、
浮き沈みが無いお話をさせていただきました。

この「勝つ為のベース」を手にするのは長期間必要になります。

それは色々な状況によって「何を選択するのか?」が発生してくるからです。

今回は上手い選手の特徴で、
第3項目の「判断」「ミスが少ない」
第4項目「実行スピードの速さ」のお話をさせていただきます。

相手に「やられている気がしないのに、やられる」カラクリはここにあります。

そもそも上手いって何?

その前に「そもそも上手いって何だろう?」
例えば上手い人はボールを奪われずチャンスを演出するが出来ます。
皆さんこの文章で上手い人って何を想像しますか?

きっとテクニックがあって、ドリブルが巧い人を想像する方が多いと思います。
それも間違いではありません。

では、「上手い人はボールを奪われずチャンスを演出する」を違うニュアンスで紐解いて行きましょう。

【ボールを奪われない。】
上手い人の条件での「ボールを奪われない。」=ミスが少ないです。
これはテクニックやドリブルがなくても、自分と次の人で奪われなければ、
「奪われない」「ミスが少ない」項目においては一緒ですよね。

【チャンスを演出する】
これもテクニックやドリブルがなくても、
相手ディフェンスが整う前に的確な攻撃の判断が出来れば、
「チャンスを演出する。」項目においては一緒ですよね。

テクニックが無く、ドリブルが苦手な人でも、
「ボールを奪われず、チャンスを演出する」の項目を揃える事が出来、
必然的に上手い人の分類になります。

では上記のニュアンスを念頭に置き本日のお話をいたします。

判断とは?

例えば、攻撃で一番後ろでボールを貰う際に最優先にする事は何でしょう?

「ゴールですね。」

ゴールを見る事により、
GKが前に出ていてシュートを撃って入ればゴールですよね。
難しいボール回しなんていりません。

しかし、相手ありきなのでそんな簡単に行きませんようね。

次に優先する事は?

「前線への選択肢ですね。」
ゴールを見る事で間接視野で前線の選手の位置が解ります。

ここで「ピヴォ当て」や「ディフェンスの裏に走っている選手」にパスが出来れば、ディフェンスの圧を緩和できる+チャンスに成りえる=ゴールへの可能性が生まれます。

上記がダメな時。
ディフェンスがピヴォや裏への入り口を閉めているので、

サイドに展開し「違う入り口」から、
ピヴォ当てや裏への違う展開を選択します。

難しいドリブルもいらず、自分でボールを奪われず、チャンスに成りえるプレーを演出していますよね。

これが「判断」の一例です。
このパターンは「勝つ為のベース」の1つなので、下記を参考にしてください。

判断するには?

人が判断をするには、「見る」「理解する」「判断」と順番があります。
上手くない人は圧倒的に情報量が少ないです。

この情報を得るにはまずは「見る」行動を行ってください。
「見る」事によりその場の状況を「理解」する事で、
何を「判断」するか?になります。

例えばディフェンスでカウンターを受けようとしている際にはどうしますか?

まずはボールが奪えそうなら、奪いに行くと思いますが、
この「奪えそう」「奪えない」はどう決めてますか?

相手の状況を「見て」決めてますよね。

では、奪えないと思った時はどうしますか?
数的不利だと「理解」し、「1対2の守り方」をする事を「判断」しますよね。
この「1対2の守り方」のパターンも「勝つ為のベース」の1つなので、
下記を参考にしてください。

良い判断が出来ない方は、まず「見る」行動を大切にしてください。

判断から実行へ

いよいよ実行スピードのお話です。
この判断から実行スピードがフットサルにおいてとっても大切です。
いくら戦術を知っていても、実行スピードが遅ければ何も意味がありません。

ではどの様にして実行スピードを上げるのか?

上記で説明させていただいた様にフットサルは様々なパターンで出来ています。

その状況状況のパターンを覚える事により、
考えずともその状況で的確に判断し実行する事が出来ます。

「え!?それって難しくない?」と思ってしまった方は伸びしろしかありません。

例えば車に乗っていて、「信号が赤なら停まる」「信号が青なら進む」
これって難しいですか?

これも赤なら停まる、青なら進むとルールがパターン化されているだけであり、
考えずとも実行出来ていますよね。

上記とフットサルも一緒でその場の状況にパターンを当て込んで考えずとも実行するだけです。

その為にパターン化されている「勝つ為のベース」が必要で、
このベースの部分が考えずとも直ぐ行動に移せるレベルにある人が
実行スピードが速く上手い分類になります。

上手い人たちは何回も失敗し、失敗を糧に巧くなっています。
「この状況ならこれが通る」「この状況ならこれ奪われた」「こっちのパターンを使おう」と最初は考えます。

このトライ&エラーを実行する事で、考えずとも感じてプレーをする事が出来るから実行スピードが速く出来ます。

つまりこれが「経験」であり、「勝つ為のベース」を手に入れいるのが、
長期的になる理由です。

まとめ

何かに躓いた時には、当ブログで紹介してる項目を当て込んでみましょう。
上手く行っていない時には必ず負の要因があります。

その要因を気づく為に、「ベース」が存在し、
後は負の要因の所に項目を当て込むだけです。

例えば得点力不足のチームは何で得点が少ないのでしょう?

そんな時はこの「ベース」を当て込んで実行してください。

例えばそれで「カウンターが上手く行かない」場合は、
オフェンスに切り替わる前の守備面で問題があるので、
下記の記事の項目を当て込みましょう。

戦術以外でも試合中に調子が悪い、周りが見えないと思ったら、
以下の記事の項目を当て込んでください。

上記の様に足りない所に項目を当て込むだけですので、
今までお伝えした「大切なベース」を構築し、
個人、チームで結果を出せる様に頑張ってください。

フットサルで大切な「二人組の関係」