【フットサル戦術】数的不利の守り方(2対3)「圧倒的に守れる」
今回はフットサル守備戦術である数的不利の守り方(2対3の状況)についてお伝えいたします。
※攻撃側が全員右利きと仮定した場合の説明です。
【フットサル戦術】数的不利の守り方(2対3)
数的不利のDF 2対1と同じくGKカバーリングの範囲含め、
背後にスペースを空けないように自陣第2PK(10m)まで下がってから勝負しましょう。
また、シュートを打たれたとしても、
1番可能性が低い選択肢どれでしょうか??
①相手Aのシュート
②相手Bのシュート
③相手Cのシュート
※全員が右利きと仮定した場合
③相手Cからのシュートですね。
シュートを打たれたり、中にパスを入れられたとしても
利き足ではない、左足だからです。
よって、打たれたとしても以下の形が良い。
打たれたとしても利き足ではない左足で打たせたいので、
最終シーンから逆算し下の図の様に追い込んでください。
では、もう一人のDF Aは?
OF Aへのパスコースを切りましょう。
「え!?でもこれだと、一番危険な中央からシュートを打たれない?」
ディフェンスで陣形を形成し守れない条件は、
プレスをかけられていない状況がとても多いです。
上記の陣形を形成したらDF A(赤A)は相手Aのパスコースを切りながら、
相手Bにプレスをかけましょう。
相手Bにプレスをかける事で、
①シュートコースも限定出来きる。
②打たれたとして左足。
③シュートレンジも遠くなります。
このDFを形成する事で、
相手Cにパスを出す可能性が高くなります。
DF B(赤B)はこの相手Cに出るパスを狙ってください。
【DF A(赤A)とDF B(赤B)の間を出された場合】
この場合でも「GKに向かうボール」ならOKです。
※パスを出されたとしても、GKが先に触れる。
この相手の選択肢を限定でき、GKが先に触れる距離を得るために、
DFの高さ(エンドラインから10m)とプレスは重要なのです。
注意
このDF A(赤A)が前、DF B(青B)が後ろになる守り方は、
相手B(中央)と相手A(左)からカウンターが始まる際には作りやすいです。
しかし、相手C(右)からカウンターが始まった場合は少し例外があります。
下記の様に従来の形を作れなくはありません。
ここで相手Cが中にドリブルしてこないで対角パスを狙ってきたら??
「GK出れば良いんじゃない?」
先ほどのGKに向かわせるボールとは角度が違うので、
こうなったらGK出なければなりませんが・・・
この形でダイレクトで打たれたら失点のイメージしかありませよね。
【相手Cからカウンターが始まった場合】
相手Cからカウンターが始まった場合は、
DF Bが前になり、DF Aが後ろになる守り方をしましょう。
GKが上手いチームにおすすめの切り方
GKが上手いチームは下の様な守り方がおすすめです。
相手のカウンターがどこから始まっても、
以下の様にAが後ろ、Bが前の陣形を作ります。
この守り方はオフェンスにワザと得意な足でシュートを打たせる守り方です。
ここで、しっかりDF A(赤A)が詰められれば、
OF Aは自信のある右足でニアを狙ってきます。
ワザとニアに打たせる事で、構えていたGKがキャッチ
逆カウンターを仕掛ける事が出来ます。
GKが上手いチームは是非、試してみてください。