フットサル【2対2の練習】ディフェンスの基本「チャレンジ&カバーを身につけよう!」
フットサルの2対2の目的別の練習メニューをお知らせします。
今回はディフェンスの基本「チャレンジ&カバー」が身に付く練習をお伝えいたします。
チャンレンジ&カバーは引いた守備、前からの守備(前プレ)におけるマンツーマンディフェンス、ゾーンディフェンス、ミックスディフェンス全てにおいて必要不可欠な要素なので是非練習してみてください。
2o21
フットサル【2対2の練習】チャレンジ&カバーの練習グリッド
グリッド:横7m×縦5m+横7m×縦5m

ルール
①オフェンスは2枚のディフェンスを交わしてエンドラインをドリブル通過する。

②ディフェンスはそれぞれのグリッドから出る事は出来ない。

③オフェンスはボールをグリッドから出たり、
ディフェンスに奪わ逆にエンドラインをドリブル通過されたらディフェンス2人と交換。

④ディフェンスはボールを奪ってエンドラインをドリブル通過したら、
オフェンスは罰ゲーム(バーピージャンプ10回等)をしてから
ディフェンス2人と交換する。

※グリッド2のディフェンスがボールを奪ったらエンドラインを目指しドリブルしてOK。
⑤ディフェンスはボールを奪っても2人で攻められない。

※一人でドリブル通過をしなければならないので、
「ドルブル通過するか?」「クリアするか?」の判断をしてください。
⑥オフェンスはディフェンスにボールを奪われたらディフェンスに切り替わる。

※オフェンスからディフェンスになった青AとBは2人でディフェンスを行える。
意識する事
【ディフェンス】
1枚目のディフェンスはオフェンスと数的同数(1対1)になるようにプレスしましょう。
※プレスの定義はこちらをご覧ください。

数的同数(1対1)になるようにプレスをかける事で、
オフェンス青Aのプレーエリアを縮小させる事により、
オフェンス青Bのパスコースも無くなり
2ndディフェンス赤Bがオフェンス青Bのマークを外しカバーリングに行ける。

これが引いた守備、前からの守備(前プレ)におけるマンツーマンディフェンス、ゾーンディフェンス、ミックスディフェンス全てにおいて必要不可欠な基礎です。
【オフェンス】
この練習に限らずオフェンス全般に言える事は、
ディフェンス側が数的同数とプレーエリアを狭めてくる前に
しっかり判断(ボールホルダー:ドリブルするのか?パスするのか? パートナー:平行パスなのか?抜けるのか?どこに抜ける?)する習慣をつけましょう。
コツ
「カバーリングってどうするの?」
難しく考えなくても大丈夫です。
カバーリングは2ndディフェンスがボールホルダーのプレーエリアに入るだけでOKです。

しかしプレーエリアに入るだけでは未完成で完璧にするには、
上記でも説明した1stディフェンスの最初のプレスが重要です。
下の図の様に1stディフェンスがプレスをかけないと、
プレーエリアに2ndディフェンスが入ったとしても自分のマークもいる中で、
ボールホルダーのプレーエリアの範囲が大きく的が絞りにくいです。

1st ディフェンスは数的同数を作る為にしっかりコースを切り相手のプレーエリアを狭める為にしっかりプレスをかけましょう。

2ndディフェンスは1stディフェンスが数的同数を作りプレスをかけてくれたので、
自分のマークを離し狭まったプレーエリアに入る事で数的優位になり
カバーリングでボールを奪いやすくなる。

是非試してみてください。