フットサル【2対2の練習】ディフェンスの基本「チャレンジ&カバーを身につけよう!2」
フットサルの2対2の目的別の練習メニューをお知らせします。
今回はディフェンスの基本「チャレンジ&カバー」が身に付く練習その2をお伝えいたします。
前回はオフェン側が横2枚並んでいる時に対しての練習でしたが、
今回はオフェンス側が縦2枚の関係に対するチャレンジ&カバーの練習方法を図で解説します。
フットサル【2対2の練習】チャレンジ&カバーの練習グリッド
グリッド:7m×7m+7m×7m
ルール
①オフェンスはそれぞれのグリッドから出られない。
②オフェンスのシュート
・グリッド1の選手(青A)はゴロのシュートのみ。
・グリッド2の選手(青B)はゴロのシュートもしくはドリブル通過。
※グリッド2のオフェンスにドリブル通過でゴールされた場合は、
罰ゲーム(バーピージャンプ10回等)
③オフェンスはボールをグリッドから出したり、
ディフェンスにボールを奪われエンドランをドリブル通過されたら
ディフェンス2人と交換。
④オフェンスはディフェンスにボールを奪われたら、
エンドラインを通過されないようにディフェンスをする。
※ただしオフェンスをしていてディフェンスに切り替わってもグリッドは越えられない。
⑤グリッドを越えたパス交換は3往復まで。
※3往復したらオフェンス青Aのゴロのシュートのみが選択肢になるので、
ディフェンス赤2人はオフェンス青Aに積極的にプレスをかけましょう。
⑥DFはグリッドを自由に行き来できる。
※ただしスタートする前はそれぞれのグリッドにいなければならない。
スタートした時点でグリッドを自由に行き来できる。
⑦ディフェンスはボールを奪ったら2人で攻める事が出来る。
⑧ディフェンスはボールを奪ってエンドラインをドリブル通過したら
オフェンスは罰ゲーム(バーピージャンプ10回等)をしてからディフェンス2人と交換
意識する事
【ディフェンス】
ディフェンス赤Aはオフェンスと数的同数(1対1)を作るように
ピヴォ(オフェンス青B)のコースを切ってプレスしましょう。
ピヴォのコースを切る事によって、
オフェンス青Aはピヴォ当ての選択肢を失い、残された選択肢のドリブルをします。
ディフェンス赤Bはこの絞れたコースに入りカバーリングでボールを奪う。
ピヴォ当てされてしまった場合。
ディフェンス赤Aはピヴォにプレスをかけましょう。
【オフェンス】
この練習に限らずオフェンス全般に言える事は、
ディフェンス側が数的同数とプレーエリアを狭めてくる前に
しっかり判断(ボールホルダー:ドリブルするのか?パスするのか? パートナー:ボールをもらえるようポジショニング)しましょう。
余談
ディフェンス赤Aがプレスをかけてもピヴォ当てされてしまう場合があります。
この場合は浮かしのパスでピヴォ当てされるケースが多いです。
これを恐れてプレスをしないとオフェンス青Aのプレーエリアを狭める事が出来ず
ディフェンス赤Bはカバーリングが難しくなる+ノープレッシャーの選択肢が多い中で
精度の良いパスをされるとインターセプトも難しくなります。
ディフェンス赤Aは蹴られたとしても
「良いボールを蹴らせない様にプレスをしっかりしましょう。」
ディフェンス赤Bは積極的に浮かしパスのインターセプトを狙ってください。
またプレスをかけてパスを浮かせる事により、
ピヴォはボールを処理するのにトラップをしてタッチ数が増える可能性があります。
タッチ数が増える=ディフェンス赤Aの戻る時間が生まれ、
ディフェンス2人でボールを奪える可能性が上がります。
是非試してみてください。